国内MBAのススメ

人生変えたくなったら考えてみよう。日本のビジネスパーソンにもっと学びを。mbajapan@outlook.jp

MBA大学院っていろいろありますが

MBA大学院に進学したいという相談を受けたり進学希望者との懇談みたいな小さなイベントを開催するようになってしばらく経つのですが、志望者から多い質問のひとつに「歴史のある大学の大学院(早慶や青山、中央あたり)に行った方がいのか、あるいはグロービスアタッカーズなどの「新興勢力」のカリキュラムも魅力的に見えるのですが...」というのがある。

グロービスもすでに20数年の実績もありそれなりの評価も定まっているので新興勢力とひとくくりにしては失礼かもしれないがやはり一般的には「ちゃんとした大学」ではないので不安があるといったところだろうか。

 

私はその運営母体が伝統大学かどうかこだわる理由はないと考える。

必要だと思う勉強をなるべく早く「その時」に勉強するほうが大事。

 

専門職大学院であるMBAはそもそも日本的「学歴」は意味のない世界。カリキュラム、教授陣については各大学院の特色やそれぞれの強みはあるだろうがレベル的な意味での上下関係は意識する必要はないのでは。(学歴ロンダリング目的で大学院行きたい人は別かも知れないが)

それよりも何より重視したほうがいいのは「通いやすさ」。中退者の話を聞くとほとんどが仕事の多忙期に連続欠席してそのまま通えなくなってしまったというパターン。大学院は通ってなんぼ、授業に参加してなんぼ。欠席時の代替策が講じられているか、授業開始時間、週末まとめ取りできるかなどを徹底的に調べることが重要。大学院の出自よりそっちを考えよう。