国内MBAのススメ

人生変えたくなったら考えてみよう。日本のビジネスパーソンにもっと学びを。mbajapan@outlook.jp

いわゆる国内MBA難易度 リアルなはなし

ふつうの日本人の場合大学入試というとどうしても「難易度」と「偏差値」のふたつで考える癖がついてしまっているが、大学院はMBA含めてそのようなものは存在しない。とはいえ入学試験(面接、研究計画書のレベル感含めて)の難しさとどれくらいの準備が必要かの違いはやはり歴然とある。

その「難易度」と「要準備度」を知る一つの目安としては国内MBA受験専門の予備校ウィンドミル・エデュケーションズの以下の合格実績がひとつの指標になると考える。

 

国内MBA受験専門予備校 ウインドミル・エデュケイションズ!::2004年度合格実績

 

学部の入試のような高校の教科書(学習指導要領)をベースにした一発試験ではないので、いわゆる受験勉強とは異なり志望大学院の選考基準に即した「準備が必要」ということだ。関東に偏っているのはいたしかたないが、このリストに載っている大学院はやはりそれなりの準備が必要と考えていい。実際この予備校のカリキュラムは「熱血指導」レベルの濃さを感じる。

逆にこのリストに載っていない(常連でない)大学院は極端にいえばそれほどの準備をしなくても受験し入学を許可される確率はかなり高い。このグルーピングは情報公開で開示されている入試の実質倍率とも高い相関がある。

 

ちゃんと予備校に行ったりするなど準備して第一志望を目指すというのもすばらしいと思う。ただ難易度と入学後の教育や学習環境に比例するかどうかまでを断言はできないし、いつも言っている通りランクではなく本人が何をどう学ぶかの方が大きいので難易度に振り回される必要はないと思う。入学を遅らせてでも受験備をして難易度の高い大学院を目指すのもいいが、今すぐ入れるところでMBAを取るという選択もありだ。