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MBA大学院 論述試験対策、実は役立つ大学受験参考書

最近は社会人受験者に配慮して英語の試験を課さない大学院も出てきてはいるが論述試験は必ずあり受験に際しては避けては通れない。

コミュニティでよく訊かれるのことでもあるが、大学院入試の論述試験対策ってどんな勉強をしたらいいのですかということ。

いくつかポイントがあるがずばり入試の論述試験は「経営学の知識」を問う内容ではないということ。慶應義塾大学京都大学の入試問題の傾向を見るとやはり最低限経営学の世界で使われる単語の基礎理解力を求められる傾向はある。たとえばアントレプレナーとか、現代の企業経営におけるアジリティというようなレベルの理解力は問われている。ただし、それにしても経営学というより社会科学全般、社会人として経済動向や企業経営を日頃どう見ているかという範囲だと思う。

 

入試準備(小手先の対策ではなく)は何したらいいのか。やはりそれは論理的記述力を鍛えること。課題文を読んで自分の考えを論理的、理論的に一定時間にまとめる力をつけることに尽きる。繰り返すが知識ではない。

私の体験としてはややハンディがあるなと思われるのは文学部、外国語学部などの人文科学系の学部を出た人。まずは社会科学的書き方になれる必要がある場合もある。詳しくはここでは書けないが入試対策本などで自分の文章の違いなどをチェックしてみることをおすすめします。

意外と役立つのは大学入試の論述対策の参考書。このたぐいの本にかかれている内容、正確に課題文を理解し、説明でき、自分のことばで論理的・構造的に表現するためにはどうしたらいいかは大学院入試でもまったく同じ。