現役プランナーによる戦略的PR論
今年手始めの公開授業参加はいつもの多摩大学からのスタート。
今日のゲスト講師、PRプランナーとして活躍中の本田哲也・ブルーカレント社社長を迎えての戦略的PRとは何かについて。いつもながら本荘先生のいい感じのリードもあり判りやすくよくまとまった内容。
いわゆるマーケティング3.0の考え方の応用で、製品の機能ではなく消費者が買いたくなる「場」をPRでいかに作りだしていくかという一種の業界ネタの公開。
P&Gの「十時間おむつ」やパナソニックの「夫婦喧嘩を減らす食洗器」の事例は戦略的PR論としては古典に属する話かもしれないけど、現役の経営者からあらためて直接聴くと納得させられる。
実際の大学院の授業ならもっとインタラクティブな形で掘り下げていくのだろうが、今日は受講者が多いためしかたないのかもしれないが大学院の公開授業というよりマーケティングセミナーっぽい雰囲気になってしまったところが少し残念。