国内MBAのススメ

人生変えたくなったら考えてみよう。日本のビジネスパーソンにもっと学びを。mbajapan@outlook.jp

ワセダの挑戦は続く

早稲田大学ビジネススクールがまた来年改組、カリキュラムなども大きく変わることが発表になった。

大学全体としても何かと比較される早稲田と慶應義塾だが、ビジネススクールMBAコース)に関しては慶應義塾が大学院(KBS)開学以来、一貫してフルタイムの「経営管理研究科」で通してきたのに対し、早稲田は古くはアジア太平洋研究科に始まりフルタイム、夜間主、夜間主プロフェッショナルと多才なコースを提供し続けている。

それがここにきて更に進められたというべきなのか、来年4月入学からは財務・金融関連の大学院と統合してより幅広いニーズに応えるそうである。なんと名前は大学院経営管理研究科と王道な名称となる。

興味深いのは実務経験不要の英語コースなど20代の院生獲得を積極的にうたっているところ。今までの日本の大学院にはなかった傾向ではないか。これも慶應義塾と対照的、あちらはエグゼクティブ層にフォーカスした新コース。

 

その早稲田ビジネススクールを引っ張ってきたディレクター氏慶應義塾大学KBS)出身(学部は京大)というのも面白い。

 

なにやらMBAのデパートの様子になってきたワセダの挑戦はどんな成果をもたらすか要注目。入学希望者は説明会などに参加してじっくり選ぶことが大事。